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エピソード1
 アパートメントの部屋がようやく人の住める状態に整って、少しづつ新しい生活のリズムも回り出すかと思えた頃、ドーンと震度七級のホーム・シックが襲って来た。


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自分でも、かなり阿呆な姿を曝しているなあとは思うのだけれど、もう、何を見ても、ホームタウンの福岡を想い涙涙に暮れる毎日。
耳に入る英語にさえも、胃が拒否反応を示しムカムカ。

サンフランシスコにこれといって怨みがあるわけじゃないけれど、実際もう、外の景色を見るのもノー・サンクスといった気分である。

 

しばらくそうして、ただひたすらに気分が落ち込む日々を送っていると、ワシントンのサチコさんからEメールが届いた。

『ネットの友達募集の掲示板に、アドをのっけてみたら?』

 

 サチコさんとは、まだヘイワード生活を送っていた頃に、ネットの中の、外国在住日本人関連のサイトを通して知り合った。その頃の彼女はまだ佐世保にいて、ネイビーにいるアメリカ人の元旦那と、日本とアメリカを行ったり来りして暮らしていた。

不思議な事に、その頃から私達二人の境遇は、驚く程似たような経過を辿って来た。
そして、私がサンフランシスコのシェルターに逃げ出した頃、彼女も三人の子供を連れて、ワシントンまで逃げ出して来た。
それからこの半年間というものは、お互いに、つかず離れずメールの交換を続けている。

ワシントンで、新しい生活に右往左往する彼女の様子が、私がサンフランシスコで送る時間と不思議な程にだぶって来る。どちらも、誕生日がたった二日しか違わない魚座組さんである。こんな運命の類似性を見ていると、『案外星占いも侮れない』なんて、ひしひしと感じてしまう今日この頃だったりする。

「私も最初こっちに来てから、友達の勧めでネットにアドを出してみたの。
最初は日本人の感覚で、『ちょっとネットで友達募集だなんて怪しいかなあ』なんて思ったりもしたんだけど、やっぱり見知らぬ土地で、しかも、子供三人も抱えて、一から人に会って行くってのは大変な事でしょう?
でも、いざ思い切って、そこから色んな人たちと話を始めたら、『自分の位置』っていうものが分かり出した。 こっちでは日本と違って、ネットで出会うって感覚も、もっとカジュアルに定着してるみたいだし。
とにかく、見渡す限り何にも見えない大海原に、一人でポツンと浮かぶような心細さからは解放された感じですよ。」

ここ暫く止まっていた時間の中に、『あと一人の私』の声が響いて来た。

 

 それから二、三日悩んだ末、私もその掲示板に、初めて『友達募集のアド』なる物をのっけてみる事にした。
正直言って、これはかなりの大冒険。
『何人か返事を貰ったら、その中から気が合った人二、三人見つけて友達になれればいいかなあ‥‥』なんて、我ながら最初は、そんな『謙虚さ』を全面に押し出しながらの小さなドキドキのスタートだった。

 

 ところが実際フタを開けてみると、その反響の凄さには驚いた。

とにかくアドを載せた日の夕方からは、『来るわ来るわレスポンス!』ってな感じで、それこそ怒涛のように返事のメールが押し寄せて来た。

まだ日本にいる頃冗談のように、『日本女性は、こちらでは物凄くモテまくる』という話を聞いていた。しかし、実際もう三十も半ばの子持ち昆布女に、ブログ, エッセイ, シングルマザー, 海外生活, 人気のブログ, 話題のエッセイ, カリフォルニア生活, アメリカ生活, ノンフィクション, 現代画家, 人気, アーティスト, サンフランシスコ, フェースブック話題の人, 話題の人, 海外の日本人アーティスト, マリリンモンロー, 外国人とのロマンスこれ程までに情熱を注げるサンフランシスカン男たちのパワー‥‥。それは一体、何をもって湧き出て来たりするのだろう?

マクドナルドのハンバーガーやスターバックスのコーヒーには、恋の媚薬でも入っていたりするのかしら?

ついでに言うと、彼らの辞書には『謙虚』といった文字などは皆無のようだ。殆どの手紙に、'i am handsome'だとか 'attractive!' 'good looking!'など、しっかり『自分で』書いてある。

百歩譲って彼らの言うことが本当だとしよう。

それじゃあまるで、このサンフランシスコ中が、絶世の美男子だらけという事になってしまうのではないか。

ちなみにこのattractiveという単語、魅力的な人を形容するのにこちらではよく耳にする言葉だ。
しかし、いったい彼らが書く自分のattractive度具合というのは、誰から見たattractiveなのだろう?『自分自身』からなのか『友達』からなのか、はたまた『女性』からなのか、それともたんに『お母さん』からなのか‥。
それによってもこのattractive度、随分違った物になって来ると思うのだけれど。

この次、またこういうアドを出す機会が来るとすれば、ここの所、はっきり明記するようにお願いするのを忘れないようにしよう。

 

 サチコさんがくれたアドバイスメールの中には、これまでの、彼女自身の体験談が幾つか書いてあった。

十年前のスリムな写真を送って来て、いざ待ち合わせ場所に行ってみると、とんでもないおデブがそこにいた。驚いた当のサチコさん、さっさと人違いのふりを決め込んでそこから飛ぶようにして逃げ帰って来た。
‥とか、その他にも、ガソリン代も払えなくて、待ち合わせ場所まで来る事が出来なかったスタービング・アーティストの話‥。
そこまで貧乏しているんだったら、友達捜す前に仕事さがせよ!

何だかもう、笑ってよいのか真剣に聞いておくべきなのか‥。この冗談のような『先輩』のアドバイスを参考にしながら、これから自分なりに、この新しく手に入れたおもちゃ箱の中身をのぞいて行こう。

どんなものが隠れてるのか、それは後でのお楽しみ。

 

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[2012/03/19 13:47] | エピソード | トラックバック:(0) | コメント:(0) | page top↑
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